治療の大まかな流れをご説明致します。
基本的には、患者様お一人お一人の、その日の状態やご希望に合わせますので
何でもご相談下さい。
また鍼が怖いという方や、気分的に鍼ではないという方は、
同料金で指圧マッサージも受け付けておりますので、ご相談下さい。

① 問診表のご記入とお着換えをお願い致します。
※治療着はこちらで準備してます。

② お話をお伺いしながら触診をし、主訴に対して最適なツボを取っていきます。

③ 鍼を刺していきます。
当院では、極細鍼の使い捨て鍼を使用しています。
皮膚表面がチクりとする場合もありますが、ほぼ痛くありません。
奥の方でずーんと響く場合もありますが、その方が効果を感じる方も多いです。

④ 温灸を鍼の上でかざして温めていきます。
もぐさの温熱が体の芯まで伝わり、とても気持ちが良いです。
  *煙が苦手な方は、温灸を控え置鍼致します。

⑤ 鍼を抜き、全体をしっかりとほぐしていきます。
全身の経穴(ツボ)をとらえたゆったりとした指圧と、筋肉に沿ったマッサージで
鍼灸で緩んだ体をさらに気持ちよくほぐしていきます。

東洋医学について

東洋医学では、人の体は五臓六腑が連携して働き、そこから起こる気・血・津液が経絡に乗って
全身を巡り潤すことにより、身体と心のバランスが取れ、健康な状態を保つと言われています。
外的要因(環境や労働、暴飲暴食、ケガなど)内的要因(七つの感情『怒喜思憂悲驚恐』の変動、つまり精神的な事)で、臓腑の機能が失調すると、
経絡上に気血が滞り、肩こり腰痛、自律神経失調症状などの所謂症状となって現れ自覚します。
それはまた経穴(つぼ)に痛み不快感として現れます。


鍼灸治療では、その体の訴えに従い、その滞った経穴(つぼ)を刺激することにより、
気血の流れを整え、自己治癒力を高めていきます。
「病気」になる前に、日々の体のサインを見逃さず、
気持ちよく生きていく為にぜひ鍼灸をご活用下さい。